漢方薬の飲み方まとめ

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今回は漢方薬ってどう飲めばよいの?って方の疑問にお答えします。

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煎じ薬の飲み方

特に指示が無い限りは以下のように煎じます。

成人の場合

①煎じる容器に1日分の薬と水600ml入れる。ティーバッグを使う場合は大きめのものを選ぶ。小さいと薬の抽出が悪くなります。

②加熱の強さは弱火(5~10分で沸騰するくらいの火加減)で、量が半分(300ml)くらいになるまで煮詰める。時間でいうと30~50分ほど。強火で一気に煮詰めると抽出が悪くなります。

③(ティーバッグを用いてない場合)火を止めて、熱いうちに茶こしやガーゼなどでカスをこします。

④できた300mlの湯液を3回に分けて服用します。2回目、3回目の服用時には人肌程度に温めなおして服用します。

※注意点

煎じ薬は毎日1日分ずつ煎じて24時間以内に服用する。夏場などは煎じたものは冷蔵庫に入れ、服用するときに温めなおすようにする。

エキス製剤の飲み方

ツムラやクラシエなど医療用や市販で売られているものはこのタイプです。

漢方薬はもともと煎じ薬の為、エキス剤についても煎じ薬に近い形で服用するのが望ましいです。

1回分のエキス剤を熱いお湯に入れ、良くかき混ぜます。溶けきらない場合には30秒ほど電子レンジで温めるとよいです。エキス剤がとけたら人肌程度に冷ましてから服用します。

お湯に溶かす方法が飲みづらい場合にはエキス剤を口に含み、白湯や水で服用します。

またオブラートに包んで服用してもよいです。ただし、匂いや味も漢方薬の効果を示す大切な部分なのでなるべく避けるように。

またお子様の場合にそのまま飲むのが難しい場合は溶かしたものにはちみつなどの甘みを加えたり、ココアと一緒に溶かすことで苦みが緩和されます。

飲むタイミング

基本的には食前(食事の30分前)または食間(食後1時間~次の食事の30分前)に服用します。朝ご飯を食べない場合などは空腹時に服用しても問題ありません。

飲み忘れたら食後に服用しても構いません。Drの指示が無い限りは自己判断で2回分を一緒に服用するのはやめましょう。

また食前、食間、空腹時に服用して胃の調子が悪くなる場合には食後に服用してみましょう。