漢方解説シリーズ:21-小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)

漢方解説
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名前の由来

大半夏湯(半夏・人参・白蜜)の兄弟分として小半夏湯(半夏・生姜)があり、小半夏湯に茯苓が加味したためこの名前になった

構成生薬

  • 半夏(ハンゲ)
  • 生姜(ショウキョウ)
  • 茯苓(ブクリョウ)

すこしヒリヒリ感がある

方剤解説

構成生薬が3種類のシンプルな方剤で、漢方の吐き気止めとして有名です。

構成生薬の半夏・生姜は吐き気を抑え、茯苓は余分な水分を取り払う役割があります。

妊婦にも使える方剤ですので妊婦のつわりに効果的です。

小半夏加茯苓湯が適している人は?

めまい、動悸などを伴う吐き気・嘔吐がある人

妊婦のつわり