名前の由来
構成生薬である甘草、小麦、大棗の名称をとって命名されています。
構成生薬
甘草、小麦(ショウバク)、大棗
味
とても甘く小児でも飲みやすい
方剤解説
構成生薬すべてが甘みのあるもので、急性の緊張した状態を緩和してくれます。
副作用
甘草が多く含まれるので偽アルドステロン症に注意が必要です。
甘麦大棗湯が適している人は?
感情の起伏が激しい方。ヒステリー。
不眠・不安感などがある方。
小児の夜泣き、癇癪、ひきつけ(熱性けいれんやてんかんを除く)など。
また欠神(あくび)は本剤の使用目的の指標になります。